糖尿病を予防するには生活習慣を見直す

糖尿病は血糖値の高い状態が続く疾患で、これが進行すると様々な合併症も生じやすくなるため、早期発見と予防が大切になってきます。
糖尿病には2種類のタイプがあり、1型糖尿病では血糖値を調整するインスリンがすい臓から全く分泌されなくなりますが、2型糖尿病の場合はインスリンの分泌が不足したり、分泌しても十分に作用しない状態になります。

日本人の糖尿病の場合には圧倒的に2型が多く、その原因としては食べ過ぎ、飲酒、ストレス、運動不足などが挙げられるため、普段の生活習慣を改善することで予防の効果が上がることが予想されます。
この場合に、特に注意する必要があるのが食事のメニューや量です。
高カロリーの食品を多く摂ったり暴飲暴食を行ったりすると、血液中のブドウ糖の濃度が高くなり、これを正常化するためにインスリンがたくさん作られてすい臓に負担がかかり、その結果インスリンの働きが悪くなると考えられます。

また、飲酒は適切な量であれば健康にプラスになると言われていますが、アルコールを摂り過ぎた場合は血圧が上昇しやすくなるので糖尿病の危険性が高くなります。
ですから、過度の飲酒を避けることも大切になってきます。

さらに、ストレスが多い場合は自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になってしまいます。
その結果血糖値が上がりやすくなるため、ストレス解消を心掛けることも大切になってきます。
そのためには、リラックスできる趣味を持ったり、適度な運動をしたり、楽しめるような会合に出てみるなど、自分が気分よく過ごせるようなことを探してみると良いでしょう。

また、インスリンの働きを良くするには生活のリズムを改善することも大切なので、バランスの良い食事を一日に3食、規則正しく摂るようにしたり、早寝早起きを心掛けて十分な睡眠がとれるような工夫をすることも重要になってきます。
なお、食事に関して、どんなメニューにすれば良いか迷うときには糖尿病の実績のあるような病院で相談してみると参考になるはずです。

日本人は太っていないくても糖病病になりやすい理由

糖尿病の原因の1つとして肥満が挙げられますが、日本人の場合にはそれほど太っていない場合でも糖尿病になる人は多いと言われています。
その理由としては、日本人の場合、欧米人に比べてインスリン分泌力がかなり低いということがあります。

欧米人の場合には、カロリーが高い食事を摂ってもインスリン分泌量が大量なので、肥満になるほどの量でない限りは、インスリンが血糖値の上昇を抑えて糖尿病にならないと考えられます。
これに対して日本人の場合には、インスリンの分泌障害による2型糖尿病が多いと言われるほどインスリンの分泌が十分でないことがたくさんあるので、それほど太っていない状態でも、インスリン不足で糖尿病が起こりやすいと考えられます。

さらに最近の日本では、従来の和食ではなくカロリーの高い洋食を食べることが多くなっており、その場合はインスリンによる血糖値の抑制が十分に行えなくなる可能性が高いと言えます。
ですから、日本人が糖尿病の予防を考える場合には、特に血糖値を揚げないような食事のメニューや生活習慣を考えることが重要になってきます。

以上のように、日本人の場合は欧米人と体質的にかなり違うということを認識した上で、洋食を摂る際には食べ過ぎに気をつけることが必要です。
また、それを摂ることでどれほどの栄養分を摂取し、血糖値を上げることになるかを考えることも大切です。

そして、毎日の食事で適切なカロリーを摂るように計算をしたり、暴飲暴食を避けてバランスの良い食生活を摂るようにすることも重要と言えます。
さらに、血糖値を上げにくいと言われるような野菜や豆などの食物を多めに摂るようにすることも、インスリンの働きを補うことになるでしょう。